PRESS RELEASE

2018.10.19

生産一体型コマース「SPEC」を採用して
FRAPBOISから「ikurah」ブランドが再始動
店舗ショールーミング型で10月19日より受注開始

衣服生産プラットフォームを提供するシタテル株式会社(本社:熊本県熊本市、代表取締役:河野秀和、以下 シタテル)は、生産一体型コマース「SPEC(スペック)」(​https://spec-sitateru.com/​)により、メンズ・レディースブランド「ikurah(イクラ)」のブランド復活限定アイテムを、10月19日からECと店舗を絡めたショールーミング型で受注開始いたします。
(URL:​​​https://bigi.spec-sitateru.com/p/31※10月19日 12時サイトオープン)

今回の取り組みについて

「ikurah(イクラ)」は、「FRAPBOIS(フラボア)」(​www.frapbois.jp​)が別ラインとして展開していたブランド。「カルペディエム 今を刻む服」をコンセプトに、いま感じる空気感を大切にし、いま着たい着せたいと思う服を制作してきました。2012年からFRAPBOISの全国路面店を中心に販売を開始しましたが、「ikurah」は2014年に活動を休止していました。この度、シタテルの生産一体型コマース「SPEC」を利用することで、在庫リスクをなくし、最小限の社内リソースとコストで販売することが可能となり、「ikurah」の再始動が実現しました。

「SPEC」サービス概要

生産一体型コマース「SPEC(スペック)」は、​受注から生産までをワンストップで管理できるECシステムです。​在庫リスクと生産管理コストを完全に排除し、「いま、ここでしか買えない」特別なショッピング体験を消費者に提供する​ことができます。
特設ページから、好きなアイテムにまつわるストーリーなどを写真や動画を交えたリッチコンテンツを体験しながらオーダーすることができます。また、集まったオーダー数に応じてリアルタイムに価格が変動する消費者参加型の機能も実装。インターネットならではの「欲しい」を作り出すユニークな仕組みが搭載されています。(※各種機能はプロジェクトによって利用されていない場合もあります)

<「SPEC」利用メリット>

・在庫リスクなく商品展開を可能に
受注生産を可能にした「SPEC」は、売れ残りリスクをゼロにします。つまり、適量生産により在庫管理をなくし、無駄なコストを大幅に削減することができます。

・生産一体型で社内リソースを最小限へ
複数のブランドの展開を行う際に社内のリソースが足りないことが大きな課題です。しかし「SPEC」では「生産~販売」までのフルサポートが可能なため社内リソースを最小限にしながら製品化することが可能です。

「SPEC」で限定復活する「i​kurah」アイテム​について

今回の限定復活の中では「木糸で織られたデニム生地」と「木糸で織られたブロード生地」が新作で発売されます。間伐材(森林を健康に保つために間引き伐採を行った際に出る木材)から和紙を作り、その和紙から糸を作り、織られた生地を使用します。デニムはセルヴィッチ機で織られ、赤耳を生かしたストレートラインボトムの裾にダーツを入れて、シルエットの変化を出したボトム。生地裏面の独特な色合いが、杉と檜の自然の色合いを出しています。シャツは杉と檜の色をそのまま生かした色合いに、シンプルなボタンダウンシャツとデザイン ロングシャツを作成しています。それぞれに「ikurah」のポイントである赤のボタンを施してあります。素材から間伐された木材を使い、「SPEC」を使うことで在庫を持たず、必要なものしか作らない、無駄を出さないサス ティナブルなものづくりを、糸から販売の仕組みまで連なる流れを体現した服です。

デザイナー ササキハルキ氏 コメント

「SPECの取り組みを知り、今の時代背景に合ったものづくりのひとつの可能性を提示したものだと感じました。ikurahは「カルペディエム 今を刻む服」をコンセプトに置くブランドです。流行だけではなく、今の時代背景、環境背景などを感じながらデザインしています。SPECの今を映す取り組みは、ikurahのブランディングと合致すると考えています。服に限らず、無駄なものは作らない、ゴミは極力少なくするというのは、製造販売業の課題です。SPECはその課題への一つの答えです。大量生産大量販売はこれからも無くなりませんが、それとは対局の考えをSPECは提案しています。予約受注ということは、その商品が買われる意味のある商品でなければいけません。デザイナーは 作る商品に、予約してでも欲しいと思って頂ける商品を作る義務がありますし、強い意思を持って一つ一つの商品を作るべきと考えています。シタテルが持つ製造のリソースと、デザイナーによる意志を持ったデザインと、SPECによる新しい販売方法が、次の時代の道をつくる一つと考え、ikurahブランドで取り組むことを決めました。」

各ブランド概要

FRAPBOIS(フラボア):2001年にブランドスタート。「大人げない大人の 服」をコンセプトに、ダメージや洗いといった加工を施したリラックスウェアを 展開するコレクションブランド。レディース・メンズを展開。

ikurah(イクラ):「カルペディエム 今を刻む服」をコンセプトに、今感じる空 気感を体現するブランド。

運営会社:株式会社BIGI(ビギ)
本社:〒153-8610 東京都目黒区青葉台2-1-4 TEL:03-6861-7710

新感覚・体験型のコンセプトショップ

10月19日 12:00よりオープン。
FRAPBOIS(フラボア)-NAKAMEGURO FLAG SHIP SHOP-
東京都目黒区青葉台1-17-1 TEL: 03.6303.3920

シタテル株式会社

国内初の衣服生産プラットフォームサービス「sitateru(シタテル)」を運営。優れた技術力を持つ国内縫製工場の「時間・技術・資源」のデータ管理を行い、一気通貫した衣服の生産を実現。さらに、連携するパタンナー・生地資材メーカーなどのデータベースと、シタテル専属生産コンシェルジュにより、衣服生産におけるあらゆる課題を解決しサポートする。2018年10月現在、600拠点を超える縫製工場・生地メーカー等と連携、9000ユーザーのブランドやEC事業者などが登録利用する。

本件に関するお問い合わせ先

シタテル株式会社 広報担当 及川(オイカワ)、若尾(ワカオ)
メール press@sitateru.com