PRESS RELEASE

2018.7.10

【スマート工場プロジェクト】
sitateru連携パートナー(サプライヤー)向け
案件管理システム「マイオペレーター」リリース

衣服生産プラットフォームのシタテル株式会社(本社:熊本県熊本市、代表取締役:河野秀和、以下シタテル)は、2018年7月10日より衣服サプライヤー向け案件管理システム「my operator(マイオペレーター)」の本格提供を開始いたします。

「my operator(マイオペレーター)」は、衣服生産におけるインダストリー4.0及び衣服生産プラットフォーム事業を推進するための「スマート工場プロジェクト」の一貫としてリリースいたしました。2016年6月より経済産業省の平成28年度「IoT推進のための社会システム推進事業(スマート工場実証事業)」に補助事業者として採択され、実証を進めていた「スマート工場プロジェクト」における1年間の実証成果を元に、今後は全国のシタテル連携工場への導入を進め、さらなる衣服生産のシームレス化を目指して開発を進めて参ります。

「my operator(マイオペレーター)」サービス概要

生産管理における情報のやりとりや進捗管理をインターネット上で行うことができます。今回、シタテル連携パートナーに対し、無償で提供いたします。

スマート工場プロジェクトの目的

これまでアパレル生産現場では、ブランド・メーカー等からの生産依頼をFAXや電子メール、電話等非統一な手法で受け取り、生産ラインの管理も紙媒体やエクセルという極めて閉鎖的な環境下で行われてきました。そのため、受注ロスや閑散期の問題が多発することもあり、時には経営難に追い込まれることもありました。

「スマート工場プロジェクト」では、縫製工場における、受注状況や工場リソースの情報をクラウド上で一元化することで、生産の受発注と工場ライン管理をより正確にリアルタイムに連携させることを目的としています。また、シタテル・コントロール・システムと連携させることで、顧客ニーズに対して最適な工場への自動発注、納期の短縮を目指します。これまでデータ化されていなかった工場の繁忙期・閑散期の稼働率を可視化し、中小規模の工場における受注効率をあげることで、アパレル業界全体の繁栄を図ります。

今後の展望

シタテルと連携している全国の縫製工場への導入を進めると共に、今後はシステムのオープン化(API開放)により、他社メーカー直営工場などへの導入も可能にし、業界全体のリファインを図ります。またこの事業で得られたデータの活用により、衣服生産における傾向や課題の発見・分析を進め、よりシームレスな衣服生産プラットフォーム構築に向けたシステム改善を進めます。

本件に関するお問い合わせ先

シタテル株式会社 広報担当 若尾(ワカオ)
メール press@sitateru.com